ロングキックとディフェンスの基礎技術

KENJI KIMURA
KENJI COACH
今回は、ロングキックとディンフェンスの基礎技術についてメニューを組みました。
事前に試合動画を送っていただき、抱えている課題を分析することができ、とてもメニューが組みやすかったです。

ロングキックで大切なこと

止まっているボールを遠くへ飛ばす、ポジションがセンターバックということもあり、クリアボールやロングフィードでカウンターから一気にチャンスボールを蹴ることも求められているので、ロングキックの精度を上げたいという要望にお応えしました。

ロングキックで大切なことは下記の5点です。

①軸足の置き所
軸足がボールから近すぎたり、離れすぎたりしてしまっては質の高いボールを蹴ることは難しくなります。
ロングキックにかぎらずシュートにも言えることですが、遠くへ飛ばす、強いシュートを打つには軸足の置き所が大切です。

②二つめはボールのどこを蹴れば良いか、です。
ボールのどの部分を意識して蹴るほうが良いのか、をレクチャーしました。
やみくもにボールを蹴ると狙った方向と意図するボールが飛ぶことはできません。ボールのどこを蹴るかによって使い分けることもできますので、今回は遠くへ飛ばせれるよう、ボールの当てる位置をお伝えしました。

③角度をつけてモーションに入る
ボールから直線に近い位置で蹴ると、ボールに勢いをつけることは難しいと言われています。
強くロングキックを蹴るときは、斜め45度の角度からボールを蹴るモーションに入ることがお勧めです。角度が急すぎたり、横過ぎたりしてしまうと質の高いボールを蹴ることは難しくなりますね。

④姿勢に気を付ける
前屈みになってしまうとボールに勢いは出ません。背中が丸まってしまうよりかは、顔をボールと蹴る方向が見れるような位置が大切です。姿勢が悪いと質の高いロングキックや精度の高いパスが出せません。ロングキックに限らず走る姿勢、蹴る姿勢は大事ですね。

⑤足のどこに当てれば遠くへ飛ぶか
ロングキックはインサイドキックのように足の横の部分では飛距離は出ません。
遠くへ飛ばすには、足のどこに当てれば良いかも大事になります。

ディフェンスの基礎技術

ロングキックの精度を上げて、何本か納得の行くロングキックが出たところで、ディフェンスの基礎技術を伝えました。

ディフェンスで一番大切なことは何でしょうか?

ディフェンスは基本、自分やチームがボールを保持していないときがディフェンスになりますので、守備意識はどの場面で持つべきか、状況に応じたディフェンスの基礎技術をレクチャーしました。

試合動画を事前に送っていただいたのもあり、iPadで自分のディフェンスの動きを確認してもらい、どういうディフェンスだったら良かったのか、最善となる守備の選択が出来るようメニューを組みました。

一人ひとり、状況に応じた課題やスキルアップはあります。

その課題を分析し、スキルアップを今の状態に合わせて行うことが大切になり、またメニューも臨機応変に立てています。

明日が試合ということなので、ぜひ本日お伝えしたことを実践してほしいですね!

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